1994年にアーロンチェアが発表された時、このようなチェアを世界中の誰も今まで見たことがありませんでした。それは座り方を変えただけではなく、チェアの在り方についての人々の考え方をも変えました。しかしそれ以来、たくさんの変化がありました。よって、アーロンチェアが変わることも理にかなっているのです。
ビル・スタンフとドン・チャドウィックは、アーロンチェアをデザインした時、人間を中心に据えたデザインに対する深い知識と、革新的でかつて見たことのない技術を組み合わせて、他に類を見ないチェアを生み出しました。そして今、アーロンは、現代の仕事と働く人々のために、人間工学、機能、人体測定学、環境においてリマスターされました。
新しい8Zペリクルは、座面と背もたれ全体が様々な張力を持つ8つのゾーンに横割りされているため、快適さと人間工学的なサポートを最も必要とする場所へもたらします。
では、世界で最も愛されているこの象徴的なチェアをどのように改良されたのでしょうか?デザイナーのひとりドン・チャドウィックに依頼して、彼とビル・スタンフがつくったオリジナルのアーロンチェアの設計基準を、現代の仕事とテクノロジーを考え合わせながら見直されました。より強く洗練されたマテリアル、より良くなった調節機能、新しいフィニッシュオプション、そしてより健康的でより快適な座り心地を備えたアーロンチェアは、リメイクまたは再設計されたのではなく、リマスターされたのです。
新しいポスチャーフィットSLにより、調節可能な単一のパッドが仙骨を安定させ、背骨の腰部をサポートして、健康的な立った姿勢と同じような状態にします。
新しい視聴者のために名作映画やアルバムを作り直すように、アーロンチェアは、現代の仕事、働く人々、働く環境のニーズを満たすためにリマスターされました。共同デザイナーのドン・チャドウィックの洞察力と、座るという科学のハーマンミラーの最新の研究とを組み合わせることで、新しいアーロンチェアは、今まで以上に賢明になりました。もちろんそれに座るあなたもです。
できる限り広範囲な体型のニーズを満たすために、アーロンチェアは、3種類のサイズでデザインされました。このインクルーシブな考えは、アーロンチェアのDNAの不可欠な要素になりました。よって新しいアーロンチェアも、同じように、人体測定学的なA-B-Cの3種類で提供されています。
リマスターされたチェアは、直感で微調整できる最新のユーザー調整機能を提供しています。エンジニアリングの進化により、ハーマンミラーは、個人の好みに合わせるために回転したり、ねじったりする動作と、それに費やす時間を削減させることに成功しました。そして今、ユーザーは、最小限の労力で、自分好みのリクライニングを実現できます。さらに最新のアームメカニズムは、オリジナルのアーロンチェアのように上下、旋回調整できるだけではなく、前後調整を通して最大限パーソナライズできるようになりました。1つのサイズがずべての人に当てはまりません。端から中間というデザインアプローチを基に、アーロンチェアには、エクスクルーシブ(特定の人)ではなくインクルーシブ(すべての人)にフィットするための3種類のサイズが用意されており、人体測定学的に最も広範囲な体型に対して同じ快適性を提供しています。
アーロンチェアのカラー、マテリアル、フィニッシュも現代の環境により良く適するように徹底的に再考されました。今回初めてアーロンチェアは、追加のスペックを必要としない、総体的に考え抜かれた3種類のマテリアルパターンを提供することになりました。ミネラル、カーボン、グラファイト、の3カラーからお選び頂けます。
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