お手入れ方法

定期的なお手入れで、ハーマンミラー製品は長年にわたりご満足いただける高い性能を維持できます。品質を保つために、以下のお手入れ方法に従ってください。
以下に示す、ハーマンミラー製品のお手入れ方法の説明はサービスとして提供されるものです。お手入れの結果は異なる場合があり、以下の説明にいかなる保証も含まれるものではありません。


クローム

通常のクリーニングには、目の粗い綿ガーゼを食器洗い洗剤などのマイルドなクリーナーに浸し、元の輝きが戻るまでクローム部品を軽くこすってください。 
柔らかな布で乾拭きして洗剤成分を完全に落としてください。

ポリッシュドアルミニウム

通常のクリーニンングには、ポリッシュドアルミニウム部品用の柔らかなペースト状のワックスを、メーカーの使用説明書に従ってお使いください。アルミニウムの美しさを保つためには、海水に近く湿度の高い環境では月に一回、その他のエリアでは3ヵ月に一回ワックスを塗布してください。

H-アロイ・アルミニウムベース

通常のクリーニングには、お湯に溶かした中性洗剤に浸した布で表面の汚れを落としてください。
水で洗剤を完全にふき取ってから柔らかい布で乾拭きしてください。
溶剤や研磨剤入りの台所用洗剤は使用しないでください。

トリバレントクローム

通常のクリーニングには、目の粗い綿ガーゼを食器洗い洗剤などのマイルドなクリーナーに浸し、元の輝きが戻るまでクローム部品を軽くこすってください。柔らかな布で乾拭きして洗剤成分を完全に落としてください。

金属被覆部

通常のクリーニングには、洗剤を溶かしたお湯に浸した布で表面を拭いた後、洗剤を完全に水で落として乾燥させてください。 光沢度の低い塗装部分の擦り傷は、ワックスメーカーの使用説明書に従いペースト状ワックスを利用ください。 光沢度の高い塗装部分の擦り傷は自動車用の艶出しコンパウンド(液体またはペースト状)で落とします。 磨いた後、自動車用のペースト状ワックスを塗布して本来の輝きを蘇らせてください。
ハーマンミラーのタッチアップペイントの適切な色の選択に迷う場合には、部位を明確にしてお問い合わせください。
* 既に製品をお持ちで、タッチアップペイントが必要な場合、製品をお買い求めいただいたお店にご相談下さい。

プラスチック

通常のクリーニングには、お湯に溶かした中性洗剤に浸した布で表面の汚れを落としてください。水で洗剤を完全にふき取ってから柔らかい布で乾拭きしてください。溶剤や研磨剤入りの台所用洗剤は使用しないでください。

ファイバーグラス

通常のクリーニングには、お湯に溶かした中性洗剤に浸した布で表面の汚れを落としてください。水で洗剤を完全にふき取ってから柔らかい布で乾拭きしてください。溶剤や研磨剤入りの台所用洗剤は使用しないでください。
擦り傷やしつこい汚れには、お湯に溶かした中性洗剤をつけた柔らかいブラシを使用してください。水で洗剤を完全にふき取ってから柔らかい布で乾拭きしてください。クリーニングの後に艶が失われた場合には、自動車用のペースト状ワックスを塗布して本来の輝きを蘇らせてください。研磨剤入りのクリーナーは使用しないでください。仕上げを損なう恐れがあります。

カラーガード ビニール

通常のクリーニングには、柔らかな布か毛先の柔らかいブラシに、ぬるま湯で泡立てた研磨剤不使用の石けんをつけて汚れを落とします。
表面が乾く前に、清潔で乾いた布でよくふき取ります。
落ちにくい汚れやしみの場合はこの手順を繰り返してください。
インクのしみは、石けんと水で汚れを落とした後に、イソプロピルアルコールを使うと落ちる場合があります。
上記以外のクリーニング方法を用いないでください。
ビニールを劣化させる恐れがあります。

ファブリック全般/布/ペリクル/リリス2 サスペンション/

通常のクリーニングには、必要に応じて掃除機をかけてください。埃が吸い取られ、専門的なクリーニングの必要性が低下します。ブラシをかけたり、掃除機の回転式ブラシを使用したりしないでください。ブラシをかけると、表面に傷がついてファブリックの性質が損なわれる恐れがあります。
しみには水性のしみと油性のしみがあります。水性のしみは、油分のない土や、コーヒー、ソフトドリンク、フルーツジュース、ミルクといったものです。油性のしみは、油分を含む土や、口紅、グリース、サラダのドレッシングなどです。
水性のしみには、水性のクリーナー(ファブリックのクリーニング専用のもの)または低刺激性(アルカリ性)石けんを泡状に溶かしたぬるま湯(石けんは少量でよい)に清潔な布かスポンジにつけてお使いください。ゴシゴシとこすらないでください。また、しみがこびりつくので熱湯は使わないようにお願いします。
油性のしみには、ドライクリーニング用の溶液を清潔な布かスポンジにつけてお使いください。
しみをつけないためには、すぐに柔らかく吸水性のある布で吸い取ってください。完全に乾いてしまうと落ちなくなる場合があります。放置する時間が長いほど、しみは落としにくくなります。
クリーニング溶液は、まず最初に目立たない小さな面で試してからお使いください。しみや輪ができたり、ファブリックやその色が傷んだりしなければ、軽く、手早く、全体に塗布してください。つけすぎないよう注意しながら、しみの外側から中央に向かってください。
強くこすり過ぎると、表面を傷めたり繊維を破損したりしてしまいます。強く一度に塗布するよりも、軽く数回に分けて塗布する方が良いでしょう。
残ったクリーニング溶液を吸い取ってから、布(スポンジ)を変えてさらにすべての残留物を落としてください(水性のしみの場合、冷水に浸した布かスポンジをお使いください)。
完全に乾燥させてから、お使いになる前によく掃除機をかけてください。
クリーニングしてもしみが落ちない場合、専門業者に依頼してください。
汚れが広範囲な場合、専門のクリーニング会社に布製家具用の合成洗浄剤でのクリーニングを依頼してください。

レザー

通常のクリーニングには、掃除機をかけるか、清潔な乾いた布で頻繁にほこりを払ってください。
表面が汚れたら、湿らせた柔らかい布に少量のぬるま湯で泡立てた低刺激性の石けんの泡をつけてふき取ります。
特定の場所だけでなく、表面全体をクリーニングします。
湿らせた布できれいにふき取り、清潔で柔らかな布で乾拭きしてください。
何かをこぼした場合、すぐに余分な液体を清潔な布かスポンジでふき取り、自然乾燥させてください。
それでもしみが残っていたら、さらにクリーニングが必要となります。
清潔なぬるま湯に浸したスポンジで、座面、背もたれ、アーム全体を拭いてください。
乾燥させる際には、ドライヤーなどの熱源を使わず、必ず自然乾燥させてください。
落ちにくい汚れやしみには、清潔なスポンジで研磨剤を使っていない低刺激性の石けん溶液を塗布します。
水で十分に石けん成分を落としてから、自然乾燥させてください。
バター、オイル、グリースが付いた場合は、乾燥した清潔な布で拭き、オイルの残留物をレザーに塗りこむようにしてください。
油のしみに水を塗ったり、油のしみを洗ったりしないでください。
革用石けん(サドルソープ)、洗浄溶剤、オイル、家具用艶出し剤、ニス、研磨洗浄剤、合成洗剤、アンモニアをレザーに使用しないでください。
仕上げを損ない、べとべとしたり、ひび割れたりする可能性があります

ベニア

ここで説明するお手入れ方法は、特別な注記がない限り、ウッドベニアで仕上げられたすべてのハーマンミラー製品に当てはまります。ただし、イームズラウンジチェア&オットマンのローズウッド仕上げ、ウォールナットオイル仕上げ、サントスパリサンダーオイル仕上げは除きます。
日常のお手入れ
軽く湿らせた柔らかい布で定期的にほこりを払ってください。乾いた柔らかい布で木目に沿って水気を拭き取ります。液体をこぼしたらすぐに湿らせた布で拭きとってください。
月に一度
木製家具用の上質なクリーナーを柔らかい布につけて表面の汚れを落としてください。木目に沿って拭き、汚れや指紋を落とした後、清潔な乾燥した布で水気を拭き取ります。
年に二回
柔らかい布で上質な家具用ポリッシュを塗布してください。スプレー式のクリーナーやポリッシュ、ワックスや研磨剤入りのポリッシュ、油性のポリッシュは使用しないでください。
しみ
ハーマンミラー製品のベニアは、摩耗、光、しみ、水、圧力への耐性に関する厳しい試験基準をクリアしています。しかし念のため以下のような予防策を講じて、ダメージのリスクを減らしてください。グラスやカップにはコースターを使用してください。ガラス板をベニア面の上に置く場合、必ずフェルト製のパッドの上に乗せてください。防水容器や雫受けを使用しない鉢植えをベニア面の上に置かないでください。ビニール製のバインダーを長時間上に置かないでください。備品や機器の下にはゴム製の緩衝材が付いた保護パッドを使用してください。プリンターやモニタースタンドといったオフィス機器の底部に使われている化合物の中には、落ちないしみや跡が残るものがあります。
水の跡、しみ、引っかき傷などの小規模な修繕
No.000の極細タイプのスチールウールを使い、木目に沿って軽くこすってください。次に、ベニアに合った色と効果のあるキズ除去用ポリッシュを塗布してください。キズが深い場合には、専門の家具修理業者に相談してください。
その他のダメージ
重いオフィス機器は木材をへこませたり傷をつけたりする場合があるので、底面に保護面を敷くことをお勧めします。また、ベニアの上に置いた物は引きずるのではなく持ち上げて移動させてください。陶器など底がざらざらした物の下には保護パッドを使用してください。強い筆圧で物を書いたことによる凹みが生じる場合もあります。大量の文書業務を行う際にはデスクパッドなどの保護物を使用してください。日光もベニアを劣化させる可能性があるので、直接あたらないようにしてください。経年劣化にむらがないようにするには、定期的にデスクの上の物を移動させ、時間とともにデスク表面の全体に均等に光があたるようにしてください。光に加えて、極端に高いまたは低い湿度もベニアを劣化させます。ハーマンミラーでは、相対湿度を35-65%に保つよう推奨しています。

無垢材

通常のクリーニングには、軽く湿らせた柔らかい布で日常的にほこりを払ってください。
乾いた柔らかい布で木目に沿って水気を拭き取ります。
月に一度、木製家具用の上質なクリーナーを柔らかい布につけて表面の汚れを落としてください。
木目に沿って拭き、汚れや指紋を落とした後、清潔な乾燥した布で水気を拭き取ります。
年に二回、柔らかい布で上質な仕上げ用エマルジョンワックスを塗布してください。
エマルジョンワックスは透明で、指紋がつくのを防ぐ効果があります。
* シリコーンを含んだ使い捨てタイプの雑巾類は使わないでください。
水の跡、しみ、引っかき傷などの小規模な修繕には、No.000の極細タイプのスチールウールを使い、木目に沿って軽くこすってください。
次に、素材の表面の仕上げに合った色と効果のあるワックスを塗布してください。
キズが深い場合には、専門の家具修復業者に相談してください。

ラミネート

ラミネートを使用しているプロダクトには、テーブルトップ、作業台、カウンターの覆い、カウンタートップ、フリッパードア、ラテラルファイルキャビネットなどがあります。
通常のクリーニングには、お湯に溶かした中性洗剤を柔らかい布につけて汚れを落としてください。水で洗剤成分を完全に落とし、柔らかい布で水分を拭き取ります。
日焼けや落ちにくい跡などの小規模な修理には、お湯に浸した柔らかい布に研磨剤不使用の液体台所洗剤をつけて塗布し、木目に沿ってこすってください。表面の風合いや光沢を傷めないようご注意ください。木目の向きがわからない場合、軽く円を描くようにこすります。
粉末の研磨剤や、次亜塩素酸塩漂白剤、過酸化水素、硝酸、塩酸、苛性アルカリ溶液といった強い洗剤を使わないでください。表面の外観を損ない、変色させる恐れがあります。


ラミネート天板

ラミネートを使用しているプロダクトは、テーブルトップ、作業台、カウンターの覆い、カウンタートップ、 フリッパードア、ラテラルファイルキャビネットなどがあります。
通常のクリーニングには、お湯に溶かした中性洗剤を柔らかい布につけて汚れを落としてください。
水で洗剤成分を完全に落とし、柔らかい布で水分を拭き取ります。
日焼けや落ちにくい跡などの小規模な修理には、お湯に浸した柔らかい布に研磨剤不使用の液体台所洗剤をつけて塗布し、目に沿ってこすってください。
表面の風合いや光沢を傷めないよう注意してください。
目の向きがわからない場合、軽く円を描くようにこすります。
粉末の研磨剤や、次亜塩素酸塩漂白剤、過酸化水素、硝酸、塩酸、苛性アルカリ溶液といった強い洗剤を使わないでください。
表面の外観を損ない、変色させる恐れがあります。

モールド天板

通常のクリーニング
通常のクリーニングには、お湯に溶かした中性洗剤を浸した柔らかい布で汚れを落とします。
汚れが落ちたら、水に浸した柔らかい布を用いて洗剤成分を完全に拭き取ってください。
溶剤や研磨剤入りの台所用洗剤は使用しないでください。
インクのしみ
清潔で吸水性のある柔らかい布にイソプロピルアルコールをつけ、汚れが広がらないように、しみの外側から中心に向かって拭っていきます。
強くこすると表面が傷みますので、軽い圧をかけて拭ってください。
布にインクのしみが移ったら、インクが他の部位を汚してしまわないように、常に布の汚れていない部分で拭ってください。
必要に応じてイソプロピルアルコールを布に足してください。
しみがそれでも抜けない場合にはアセトンを使用して下さい。 
但し、アセトンは成分が強い為、通常のクリーニングでは使用しないでください。

べニア天板

ベニアは天然の木材なので、他の素材よりも注意が必要です。
適切に手入れをすれば長持ちし、美しさも長続きします。
そのヒントは以下の通りです。
日常のお手入れ
木材は耐久性がありますので、あまり手がかかりません。
日常のお手入れには、糸くずの出ない柔らかな布を軽く湿らせ、定期的にほこりを払ってください。
乾いた柔らかな布で木目に沿って水気を拭きとります。
何かをこぼした場合にはすぐに湿らせた布で拭きとってください。
月に一度、木製家具用の高品質のクリーナーを柔らかな布につけて表面の汚れを落とします。
木目に沿って、汚れや指紋を拭き取った後、乾いた清潔な布で拭いて仕上げて下さい。
半年に一度、高品質のエマルジョンワックスを柔らかな布で塗布してください。
エマルジョンワックスは透明で、指紋が付くのを防ぎます。
スプレー式のクリーナー、ポリッシュ、ワックス、研磨剤入りクリーナー、油性ポリッシュは使用しないでください。
しみ
ハーマンミラー製品のベニアは、インクやコーヒーなどの液体ではしみが付かず、水と長時間接触していてもまったく影響を受けない、またはわずかにしか影響を受けないということが試験により確認されています。
しかし念のため以下のような予防策を講じて、ダメージのリスクを減らしてください。
 - グラスやカップを置く場合にはコースターを使用してください
 - ガラス板をベニア面の上に置く場合、必ずフェルト製のパッドを下敷きとして、その上にガラスを乗せてください
 - 鉢植えを直接ベニア面の上に置かないでください。 (防水容器や雫受けを使用してください)
 - ビニール製のバインダー等を長時間置かないでください
 - 備品や機器の下にはゴム製の緩衝材が付いた保護パッドを使用してください。
プリンターやモニタースタンドといったオフィス機器の底部に使われている化合物の中には、落ちないしみや跡が残るものがあります。

その他の注意点
重いオフィス機器は木材をへこませたり傷をつけたりする場合があります。
機器底面に保護材を敷くことをお勧めします。
また、ベニアの上に置いた物は引きずることなく持ち上げて移動させてください。
陶器類の底がざらざらした物を置く場合、コースター等の敷くもので保護して下さい。
強い筆圧で物を書いたとき、天板に凹みが生じる場合があります。
大量の文書業務を行う際にはデスクパッドなどを敷いて天板を保護して下さい。
日光はベニアを劣化させる可能性がありますので、直接あたらないようにしてください。
経年劣化にむらがないようにするには、定期的にデスクの上の物を移動させ、時間とともにデスク表面の全体に均等に光があたるようにしてください。
光に加えて、極端に高いまたは低い湿度もベニアを劣化させます。
ハーマンミラーでは、相対湿度を35-65%に保つよう推奨しています。
注意:ベニアを指定する前に、デスクの使い方を決定してください。
デスクが大いに使用され、ベニアがダメージを受ける可能性が高いと予想される場合は、ラミネートを選択した方がよいでしょう。